「月姫~その剣は愛を斬る~」という中国のショートドラマが注目を集めており、途中まで見たものの、続きの展開や最終回・結末が気になって仕方がないという人も多いのではないでしょうか。
このドラマは、天帝の娘・昭月が愛ゆえに神剣を授けて力と若さを失い、誓いを破った蕭烬に幽閉されるも天界で神力を取り戻し、すべてを失った蕭烬が万民を盾に迫る中で愛と正義の狭間で選択を迫られる物語です。
この記事では、「月姫~その剣は愛を斬る~」というショートドラマの結末に至るまでのあらすじ内容をネタバレありで紹介します!
さらに、ドラマの感想やSNSでの評判、見どころについてもまとめています!

Contents
月姫その剣は愛を斬る ネタバレあらすじ!
「月姫~その剣は愛を斬る~」という中国のショートドラマは全69話を通して、昭月の献身と蕭烬の裏切り、そして天界の戦神・墨淵との再会を経て、愛と正義のはざまで下す最後の選択へと向かう壮麗な神話ロマンスです。
このドラマの結末に至るまでのあらすじ内容をネタバレありでまとめます。
~「月姫~その剣は愛を斬る~」あらすじまとめ~
天帝の娘・昭月は、自らの神力を注いで神剣を鍛え、流民の首領だった蕭烬に授けて帝位への道を切り開きます。
しかし代償はあまりに大きく、昭月は白髪と老いの姿となり、神力もすべて失ってしまいます。
この献身が、のちの愛と権力のせめぎ合いの起点になります。
帝王となった蕭烬は誓いを破り、側室を迎えて子をもうけ、讒言を信じて昭月を廃して幽閉します。
彼は昭月の心臓の血すら搾り取り、その信義を踏みにじるところまで堕ちていきます。
やがて、昭月との婚礼の場面さえ政治取引にすり替えられ、妹同然の霜を和親のために手放すという冷酷な決断が下されます。
昭月が天界へ戻って神力を取り戻す一方、神の加護を失った蕭烬は栄華を次々と手放していきます。
都では天災や不穏が続き、かつて「福星」と持ち上げられた瑞の正体や加護の真偽も揺らぎ始めます。
権勢の土台が崩れ、蕭烬の孤独と焦燥は深まっていきます。
天界で神力を取り戻した昭月は、静かに見守ってきた戦神・墨淵と再会します。
ふたりの絆は傷ついた心を支え、昭月にとって新たな希望の灯となります。
この流れは、のちの天界での婚礼という大きな転機へとつながっていきます。
天界で昭月と墨淵の結婚式が挙行され、三界の注目が集まるなか、蕭烬が突如現れて式を混乱させます。
天界に入れないはずの人間であることを逆手に取り、彼は執着と未練を露わにして場をかき乱します。
それは昭月の新たな一歩を阻む最後の楔となり、最終局面を呼び込みます。
追い詰められた蕭烬は万民の命を盾に取り、昭月を自分のもとへ戻そうと最後の強圧に出ます。
昭月は個人の情と三界の安寧のあいだで選択を迫られ、愛と正義の均衡を見つめ直します。
物語は、献身と裏切りの果てに残る「守るべきもの」を選ぶ決断へと静かに収束していきます。
月姫その剣は愛を斬る 最終回結末まとめと感想
「月姫~その剣は愛を斬る~」という中国のショートドラマの最終回結末内容をより詳しくまとめます。
さらにこのドラマの感想も紹介していきます!
最終回結末まとめ
最終回は、蕭烬が万民の命を盾に昭月を取り戻そうと迫る中、昭月が人々を守るために最後の決断を下し、愛よりも正義を選び取る結末へとたどり着きます。
蕭烬は加護を失いながらも執着だけを拠り所にし、昭月の情に付け込む形で人々の安全を人質に取ります。
昭月はかつて自らの神力を差し出した責任と、いま目の前の命を守る使命の間で心を痛めつつも、私情を退けて三界の安寧を最優先に据えます。
そばで見守ってきた墨淵の静かな支えが、昭月の揺るがぬ決意を後押しします。
昭月はまず民の保護を最優先にし、結界や加護で脅しの根を断ってから、蕭烬の暴走を正面から鎮めます。
力ずくではなく、誓いを踏みにじった報いと、その代償を自ら引き受けさせるという形で終止符を打ち、個人の情よりも秩序と命の価値を選びます。
蕭烬は栄華と引き換えに失ったものの大きさをようやく悟り、権勢では埋められない空虚と過ちに向き合うことになります。
昭月は皇后としての尊厳と「ひとりの存在」としての自分を取り戻し、天界と人界の均衡を整える役目へと静かに復帰します。
墨淵は答えを急がせることなく寄り添い、昭月は憐憫と慈しみを胸に、過去の鎖をそっと手放して前へ進みます。
結末は、犠牲で始まった愛が、赦しと責任のかたちへと成熟し直す、苦くも清らかな余韻で締めくくられます。
このドラマの感想
最終的にいちばん胸に残ったのは、昭月が“誰かを愛すること”と“多くを守ること”の間で迷いながらも、静かに前へ進む強さでした。
甘くないのに温かい、痛みの先でふっと光が差す結末だと感じます。
昭月の献身はずっと切ないのに、最後は悲しみを抱えたままでも歩ける人の強さをやわらかく伝えてくれます。
蕭烬の執着はつらいですが、その行き着く先にある空虚さまで描いたことで、物語に静かな余韻が生まれました。
墨淵の穏やかな支えは声を張らずに心へ届き、結末の空気をやさしく整えてくれます。
SNSなどでの感想も紹介していきます!
- 「昭月、強すぎて泣いた」
- 「墨淵が優しさの化身すぎる」
- 「蕭烬、最後まで執着の塊…苦しい」
- 「衣装と世界観の勝利」
- 「69話があっという間だった」
- 「悪役に報いが来るのがスッとする」
- 「切ないけど前を向けるラストが好き」
- 「音楽が余韻をきれいに残す」
全体的に見ても、昭月の強さと墨淵の包容力を推す声や感想が多く、蕭烬への評価は揺れつつも“報いと余韻”に納得する感想が目立ちました。
月姫その剣は愛を斬る 見どころ4選!
「月姫~その剣は愛を斬る~」という中国のショートドラマの見どころシーンや見どころポイントを4つピックアップしたので解説してきます!
神剣の献身とその代償
序盤の山場は、昭月が自分の神力を込めた剣を蕭烬に授け、彼を帝王へ押し上げる場面です。
愛ゆえの行いが、昭月に白髪と老い、そして神力の喪失という重い代償をもたらすところが、とても切なく胸に残ります。
ここで描かれる静かな覚悟が、その後の選択すべての土台になっていると感じられます。
皇后廃位と冷宮幽閉
帝位に就いた蕭烬が誓いを破って側室を迎え、讒言に流されて昭月の位を奪い幽閉する流れは、観ていて心がきゅっと痛みます。
「裏切りの勅令」や即位式にまつわる一連のエピソードが積み重なり、昭月の孤独と屈辱が丁寧に積み上がっていきます。
ここまで落としたうえで、彼女が取り戻していくものの重さが、後半でいっそう自然に響きます。
「割れた宝玉」と決別のことば
中盤の名シーンは、蕭烬がやり直しを懇願しても、昭月が「割れた宝玉は修復できない」と告げる決別のくだりです。
優しさの温度を残しながらも、戻らないものをそっと言葉にする距離感が、とても人間らしく感じられます。
この一線を引いた後だからこそ、昭月が自分の未来を選んでいく姿に落ち着いた力強さが宿ります。
天界の婚礼と最後の脅し
終盤は、天界での昭月と墨淵の婚礼に蕭烬が姿を現して式を乱し、さらに民を人質に取る「最後の脅し」へと緊張が高まります。
昭月が脅しの根を見抜き、揺さぶりに呑まれずに一歩を踏み出す流れは、派手ではないのに確かなカタルシスがあります。
誰かのために犠牲になるのではなく、守りたいものを見つめて選び取り直す結びが、静かに温かく余韻を残します。
まとめ
中国ショートドラマ『月姫~その剣は愛を斬る~』は、天帝の娘・昭月が愛ゆえに神剣を授けて力と若さを失い、誓いを破った蕭烬に幽閉されるも天界で神力を取り戻し、すべてを失った蕭烬が万民を盾に迫る中、愛と正義の狭間で選択を迫られる壮麗な神話ロマンスです。
全69話を通じ、昭月の献身と蕭烬の裏切り、戦神・墨淵との再会を経て結末へ。最終回は蕭烬の強圧に対し、昭月が人々を守るため私情を退けて正義を選ぶ展開が描かれます。
SNSなどでも高評価の感想が多く、見どころも満載のショートドラマですので、ぜひ視聴してみてください♪
